不登校の原因④ 遊びや非行、生活習慣の乱れによる不登校【生活リズムの乱れに注意】

小学生や中学生の不登校に「非行」や「遊び」、「生活習慣の乱れ」が原因の場合があります

目次

非行や遊び・生活リズムによる不登校の割合は?

生活リズムの乱れや遊び・非行型の不登校の割合は、小学生で14%、中学生で11%(令和2年度文科省調査)です

全体に占める割合としては意外に多いのが現状です

生活リズムの乱れによる不登校

生活リズムの乱れは、最近の小学生、中学生に多くなってきているように感じます

特に、次のような原因があげられます

「生活リズムの乱れ」による不登校の特徴

  • 夜遅くまでテレビや録画したドラマをみている
  • youtubeやオンラインゲームにハマっている
  • LINEやInstagramなど、常にスマートフォンを使っている
  • 以前までは机に向かっていたが、まったく勉強しなくなった

一度生活リズムが崩れてしまうと、自分で起きられない、朝食を食べられないなど悪循環に陥ってしまう傾向があります

そうならないためにも、SNSの使い方や使用時間については家庭内でルールを作ることが大切です

一度悪循環に陥ってしまうと、改善するのにものすごいエネルギーを使います

遊び・非行の原因が「親」に起因する場合

親が子どもに干渉しすぎたり、逆に育児放棄していたりする場合に起きる場合があります

子どもにたくさんの要求をしたり、細かいところまで指示したりと、ストレスを多く与えたときに耐え切れなくなった場合です

ためていた不満が爆発し、そこから親を拒絶したり暴言を吐いたりするなど、手が付けられない状態になることがあります

その後、居場所を求めて外出が多くなることや、SNSでつながった友人に会いに行くなど、理解者を外に求める傾向が見られます

また、育児放棄や放任主義といった子どもに手をかけていない場合は、子どもの悩みや頼りたいことを親が受け止めることができず、愛情不足を感じたり孤立感を深めたりしていきます

その結果として、過干渉と同じように居場所を外に求めていき、同じような仲間とつながっていくケースもあります

遊び・非行型の不登校 子どもの特徴

  • 学校生活がつまらない、気の合う友人がいない
  • 勉強が面倒だと感じている
  • 周りから認められたい、注目されたい
  • 遊んでいる方が楽しく、かつ、同じような考えをもつ仲間がいる

生活リズムの乱れによる不登校 対応編

生活リズムが崩れている原因がはっきりしているにもかかわらず、改善するのは簡単ではありません

スマホの長時間使用を例にとっても、「子どもからスマホを切り離すのは容易ではない」からです

子どもから強く抵抗されることがほとんどで、暴言や暴力に発展するパターンもみてきました

いきなりすべてを改善するのは難しいので、お互いの妥協点を冷静に話し合う必要があります

例えば、「登校したくても起きられない=困った」、「本当はやめたいのにやめられない=困った」など、改善のきっかけがあれば話し合いになります

しかし、「ゲームやYouTubeをずっとやっていたい」といった願望の方が強ければ、簡単にはいきません

強硬的な姿勢よりも子どもに合わせて柔軟な対応をしたり、親として一緒に考えていく姿勢を見せてあげたりして、少しずつ進めていくことが大切です

非行・遊び型の不登校 対応編

非行や遊び型の子どもは好きなことをやって充実しているように見えますが、実は孤独感や焦りを感じている場合もあります

自分のことをうまく表現できない、認められたいといった気持ちからわざと目立つ行動をとるためと言われています

また、言葉で解決するのが難しいため、イライラしたり物にあたったりする傾向も見られます

いずれにしても現状を放置していると改善することはないため、話を聞く姿勢を持ち続けていくことが大切になります

また、非行の度合いが強い場合は大きな問題に発展する前に、支援機関の活用も視野に入れる必要があります

各自治体にはスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが配置されていますので、親自身が悩みを抱え込まず、積極的に相談することが大切です

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