不登校の原因③ 「親や家庭環境による不登校」は小学生に多い 心の発達が未熟だと精神的負担に


不登校の原因として「家庭に係る状況」は、小学生で約20%、中学生で約10%と高い数値となっています。
特に小学生の不登校の原因として、「親子の関わり方」が原因となっている場合が15%と高い数値となり、心が発達していない段階の精神的負担が大きいことが分かります。
また、離婚や転勤など生活環境が大きく変化したときに不登校になる場合も全体の3%程度存在します。
親子関係が悪化するかも?不登校につながりやすい親の言動
不登校の気持ちを理解できない親
「学校に行きたくない」と話すお子さまに「どうして行けないんだ!」「なんで行きたくないの?気にしなければいいじゃない!」と声を掛けても、解決には向かいません
特に、親が普通に登校できていた場合には不登校の気持ちは分からず、「登校できるのが当たり前」=「不登校の気持ちが理解できない」となってしまいます
まずはじっくりとお子さんの話を聞いてあげるのが一番です
何がつらいのか、どんなことが気になっているのかを整理し、絡まった糸を少しずつといていくイメージで接することが大切だと思います
不登校に悩んでいる子どもは、「登校できることは当たり前」と捉えていない場合がほとんどですので、それに応じた声掛けが必要になります
コミュニケーションがとれない親
親が当たり前だと思っていることを一方的に押し付けると、子どもは自己主張することが減っていきます
子どもが成長する過程で、「自分の意志で決定していくこと」、「自分の考えを主張すること」は大切です
しかし、親が自分の主張を通そうとすると子どもは言いたいことを我慢するようになりますので、コミュニケーションが減り、自分の感情を押し殺してしまいます
我慢の限界に達すると孤独感を覚えたり、親から認められないと感じたりするようになり、登校する気力を失う場合があります
世間体を気にする親
令和4年のデータでは、不登校は決して珍しいことではなく、年々増加傾向にあります

不登校自体、「悪いこと」ではないのですが、世間体を気にするあまり無理やり登校させようとするケースも見受けられました
もちろん、そのように考えてしまうこと自体は理解できるのですが、根本的な解決になりません
家庭が一番安心する場所のはずなのに、誰も助けてくれない、親からも責められる・・となると、子どもが孤立感を深めていくのも想像に難くありません。
「そんな悩みは理解できない」というスタンスではなく、まずはお子さまと向き合いき、何を求めているのかを理解してあげるのが大切だと考えます
親や家庭環境にかかわる不登校 まとめ
- 親や家庭環境が原因の不登校は、全体に占める割合が高い
- 親子関係のコミュニケーションが不登校につながるケースがある
- 親が追い詰める場合は、子どもに理解がない、コミュニケーションがとれない、世間体を気にする
- 家庭はお子さんの安らぎの場である
