不登校の原因⑥ 不安などの感情や情緒的混乱による不登校 早期対応が鉄則!


情緒的混乱による不登校は、データとしては「無気力型」と合わせて集計されています。
この記事では、不安や情緒的混乱型の不登校の傾向を解説していきます
□ 不安や情緒的混乱型の不登校の割合
□ 情緒的混乱型の特徴が
□ 親や周りの対応について
不安による不登校の割合
「無気力による不登校」の記事でも書きましたが、この二つの傾向を合わせて、不登校全体のおよそ45%程度(小学生・中学生ともに)を占めています(令和2年度文部科学省調査)
原因としては非常に高い数値となっており、子どもの精神的な負担が大きいことが分かります
情緒的混乱型の特徴は?
無気力タイプと共通する部分もありますが、何をするにもやる気がない「無気力」と違い、「登校しなければいけない」と考えたり、「不安だけど周りに迷惑をかけたくない」と思ったりと責任感が強いお子さんもなる可能性があります
頑張ろうと思っていても精神的な負担は大きいままですので、学校にいると体調不良になるお子さまもいます
また、放課後が近くなってくると気持ちが解放されるため、段々と元気になってくる場合もあります
責任感が強い子どもの場合は、なんとか自分で乗り越えようと無理をしたり、不安を紛らわすために様々なことを頑張ったりしますが、耐え切れず気持ちが切れてしまうことで登校しづらい状況になってしまいます
勉強や進路に対しての不安があるパターンもあり、努力しているのに結果がでなかったり、周囲の友達と比較したりして、自己肯定感が低くなる場合もあります
お子さんへの対応は、声掛けが大切
責任感の強さが不安に結びついている場合、親はその不安を和らげるように励まし続けることが大切です
実際にこのような例もありました
合唱コンクールの伴奏者に指名されたことが大きなプレッシャーとなり、学校に足が向かなくなってしまったお子さま
本人の中で様々な葛藤があったと思いますが、ご家族からの相談をもとに学校側が早急に対応し、ピアノ伴奏を教師に変更しました
「みんなと一緒に歌を頑張ろう」というスタンスを本人、家族、先生、そして学級で共通理解することで回復することができました
どのような場合であっても、お子さんの不安を聞いてあげること、親身になってアドバイスすることで、少しずつ改善がみられることもあります
